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メキシコの洗濯機とコミュニケーション

メキシコの洗濯機とコミュニケーション

某企業の駐在員としてメキシコで3年間ほど過ごした経験があります。

「メキシコ」に行かれたことの無い方の同国に関するイメージはサボテン・ソンブレロ・マリアッチ・テキーラ・・・といったところではないかと思いますが、首都メキシコ市は大都会で、そこにおけるビジネスの世界はそのようなイメージとはかなりかけ離れたものです。

日本よりはるかに欧米的なビジネス環境にあると言えると思います。

それはさておき、ある日、本社から役員が来ることになり、重要取引先の幹部と当方主催の会食を行うことになりました。

メキシコでは企業・官公庁の上層部はほとんど英語が堪能ですが、自国語であるスペイン語ができればよりコミュニケーションに温かみができることは言うまでもありません。

本社の役員は英語はそこそこできますが、スペイン語は全くわかりません。

でも、少しでもスペイン語を使えれば、コミュニケーションも円滑になり、より意味のある会食になると考えた同役員は、私に会食の席で招待者側として「どうぞお座りください」はスペイン語でなんて言うのかと聞きました。

丁寧な表現ではありませんが、より覚えやすくするために

「Senta aqui:センタ・アキ、でも通じると思います、「ここ座れ」とういう意味ですが、「por favor:please」をつければ問題ないでしょう」

と答えました。

当の役員氏は、

「ふ~んセンタ・アキねー、そうか洗濯機で覚えておけば簡単だ!」

と極めてご満悦でした。

さて、会食の時間がせまり役員氏は結構緊張するタイプで、宙を見てなにかぶつぶつ言っていましたがどうも口の中で「洗濯機」を繰り返し唱えている様子でした。

レストランの個室で、待つこと10分ほど、さあいよいよ重要取引先の幹部が現れ、「洗濯機」の瞬間がやってきました。

時が止まったような一瞬、役員氏は大きな声で・・・

「冷蔵庫!」

このあと、どうなったかは省略しますが、会食は何の問題も無く進み、終わったことを申し添えておきます。

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